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2013年11月

2013/11/07

おとなは泣かない

大人は泣かないよなあ。

人間として大人と子どものどこが違うかというと「泣くか泣かないか」というのは結構大きいのではないか。

子どもは何歳くらいまで泣くのだろう。

書き言葉で「子ども泣くぞ」っていう表現があるけれどもとうちの下の娘(3歳)などはまさにそれでいう「子ども」の年代だ。

怖かったり嫌なことがあると声をあげ涙をぼろぼろこぼしてすぐに泣く。年齢的にも3歳はギリギリ泣きの時代なんじゃないかなと思う。

6歳の上の息子になるともうほとんど泣くことはないけれど、悔しいときや勘違いをされたときなどよく目に涙をためる。

小さな子どもと一緒にいて、大人の泣かなさ加減に感心するようになった。

何か辛いことがあって「うっ」と思う。しかし私は泣いてはいないのだ。
それにはっとするというか。

歳をとって涙もろくなって映画とか子どもの運動会だとかで泣くことが増える大人であるが、本当はそんな感動で涙を流している場合じゃないんじゃないか、もっと泣きたいこといっぱいあるだろう。

そりゃ「泣いて暮らす」という言葉どおり大変な事態に陥って泣いて泣いてということもあるけども、そうでもなければ泣かない。

子どもと比べたって仕方がないけど大人の泣かなさにはハッとなる。

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さて、しかしそんななかなか泣かない大人が「つい泣いちゃった」という話を聞くのが「泣き止まない赤ん坊」に対面した際ではないか。

赤ん坊には全く泣かない赤ん坊と、そこそこ泣く赤ん坊と、むちゃくちゃ泣く赤ん坊がいることは有名だと思うのだが、むちゃくちゃ泣く、選ばれし赤ん坊を持ったお母さんが泣き止まない子どもを前にどうしていいか分からず一緒に泣いてしまったという話をたまに聞くのだ。

私もその一人である。えっへん。

赤ん坊がまるで泣き止まない間、母親はこの問題がいつか終わるということになぜか気が付かない。どうもそういうものらしい。この問題が永遠に続くような気持ちにとらわれどうしていいか分からなくて、赤ん坊と一緒になってさめざめ泣いてしまうのだった。

このどうしていいか分からなくて泣きやまない子どもと一緒に泣くという体験は、その当時はつらさしかないけど、こうして書いてみるとなんだかすごく貴重な体験のように思うから子育てってなんかどうにもこうにもキラキラしたところに着地しやがってなーもーと思う! ちぇっ。

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