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2011年10月

2011/10/28

さすが人間

朝、台所で作業をしていたら居間でごろごろしていた息子が「ねえ」という。

「手に小さい葉っぱがついてて取ろうとしても取れないんだよう」

どれと見ると、手の皮がほんのちょっとだけむけてぴらぴらしているのだった。

葉っぱ?! これが?!

はっとして息子の顔と手を見比べるが、息子は真剣だ。

「あのさ、これは、手なんだよ」おそるおそる教えてやった。

「え」
「手とか体には皮が付いていて、毎日少しずつはがれてるんだ。たまにペロッとむけるときがあるんだよ」

すると息子は「えー、そうなのー」と言って照れたように「えへへ」笑ってどっかへ行った。

なんで照れたかというと多分、私の対応に「人体においてすごく基本的な、こんなことも分からないんだ!」という空気が隠しきれていなかったからだと思う。



「そんなことも分からないのか」という言葉は、おっさんが若者をどなるときの定型文としての印象が強い。

「そんなことも分からないのかッ!」という強い調子だ。

子どもとどうってことない時間をのろのろ過ごしていると、その「そんなことも分からないのか」という言葉が頭に浮かぶことがたまにある。

でもそれは「そんなことも分からないのかぁ……!」という、感心と発見がいりまじるような、おっさんの怒号とは全く違う「そんなことも分からないのか」なのだ。



息子のことばかり書いているので娘のことも書いておこうかね。

最近テレビや絵本に食べ物が書いてあると、それをつまんで口にはこんで「もぐもぐ」と口を動かすことが多い。

「食べごっこ」だ。

そのことを保育園の連絡帳に書いたところ、保育士の先生から返事があった。

「園でも、保育室に張ってあるライオンやカバの写真をつまんで口をもぐもぐさせていることがよくあります」

さすが人間。

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2011/10/21

怖がりすぎて気の毒

久しぶりにぼつぼつブログを書いた今週です。しかしまあ子どものことくらいしか書くことがないものだ。

あ、そうだ、子ども以外に書くことあった!
以前仕事で使ったでかい壺、会社に置いておいたが、自宅に迎え入れることになった。
でかい壺がある人生が始まろうとしています。

Todoku

……。終わり。

では、子どもの話をしていいですか。

昨晩、夜の寝かしつけの際の私と息子のものがたりです。

息子はすごく怖がりで、とにかくオバケが嫌いだ。
物心がはっきりつき始め(いま4歳です)、怖がりにもいよいよ腰が入ってきている。

先日は近所の高校の文化祭を冷やかしに行くも、入り口で「オバケ屋敷」の宣伝部隊とすれ違ってしまい、結局校舎に入ることができなかったくらいだ。

昨日は夜、少し寝るのが遅くなってしまった。

息子は夜遅くなるとオバケがまだ寝ていない子どもさらいに来るというのを信じている(せなけいこ著「ねないこだれだ」参照)。

だから夜になると「おばけ、来る?」と聞いてくる。

いつもは「まだ大丈夫だよ」と言ってやるのだが、昨日は私も仕事があったりでバタバタしていたので「うん、そろそろ寝ないと来ちゃうよ、おばけ」と言ってしまったのだった。

「!」という表現があるが、そのときの息子の顔はまさに「!」だった。

「おばけ、来る!」と思って完全にびびりスイッチが入った、「!」。

そうして泣きながら「こわい~~、こわい~~」と怖がりだした。全身で全力で素直に怖がっている。そんな人初めてみたよ(大人は怖くてもあからさまには怖がらないもんね)。

そして、そんな怖がる人を見るとどうなるかというと、「気の毒になってくる」のだった。

あわてて「大丈夫だよ、オバケまだ来ないよ!」というのだが、息子の中ではオバケが来ることが確定したようで「大丈夫」を頑として受け入れない。

「オバケは来ないよ」
「でも、さっきお母さん来るって言った~」
「来ないことにしたみたいだよ」
「でも、来るかもしれない~」
「『おばけのアッチ』みたいな優しいオバケだから大丈夫だよ」
「アッチもときどき怖い顔になるんだよ~」
「でも、フォーゼ(仮面ライダー)がやっつけてくれるから大丈夫だよ」
「フォーゼの武器のビリビリでぼくが死ぬよ~」
「逃げれば大丈夫だよ」
「逃げてお外にいる間に、お家が壊れちゃうよ~」
「じゃあ、お家が壊れないように、お父さんにオバケを怒ってもらおうよ」
「そんなことしたら お父さんが死ぬよ~」
「寝てればお化けはつれていかないよ」
「ぼくは大丈夫でもコウ(娘)ちゃんが寝ないから死ぬよ~」

どうなっても息子は家族もろともオバケに滅ぼされるシナリオしか書けないようで、怖がりを脅かしてはいけないのだと肝に命じた。

(最後は空気を読まない下の娘がじゃれついてきて、場がぐだぐだになり、そのまま寝てくれたのでよかった)

今朝になって「お母さんも知らなかったんだけど、いろいろ本とか読んで調べたらオバケって、いないんだって!」といったら、息子すごい喜んでました。

  

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2011/10/18

面倒と尊厳の間で

おもいだしたこと

このあいだの週末、家で家族でだらだらしていたとき。息子が急に「うんち!」とあわててトイレにかけだした。

かけだしたが間に合わない! とちょっとしたパニックになったようで、べそをかいてジタバタし始めている。

これはまずいぞと思ったところ、私より早く息子にかけよった夫が、なんとその場でまず息子のズボンとパンツを脱がせたのだった。

えっ、どうすんの?

と、思った次の瞬間、夫は自分の手で息子の肛門を押さえ、その状態で息子を担いでトイレに駆け込んだのだった。

間一髪間に合ったようで事なきを得たが、いきなり息子のパンツとズボンを脱がすという選択肢は私にはなく、あまりにも意外だった。

夫としてもとっさの判断だったようで「ズボンとパンツを汚したら面倒だと思ったから」ということだった。確かに面倒だが、その代償は自分の手なのだ。

ときに育児が「面倒」と「尊厳」の間で揺れ動くものなのだということを再確認した。

息子が寝るときに着ているパジャマが、洗濯の流れから下が真っ黒なスエットで上が真っ赤なTシャツという組み合わせになっていた(※)。

ちょっとない色合いでシルエットは太極拳っぽく、部屋着としてなかなか斬新なことになっていた。

※黒のスエットは本来別のパジャマの組み合わせだったもので、赤いTシャツは母と幼なじみの家のおじさんの合同還暦パーティーでみんなでおそろいで着たものなのでした。

※そういえばあのときは16人でみんなで赤いTシャツを着たんだなあ。

部屋着といえば私はトラの絵のTシャツをよく着ていて、これを見ると娘は低く唸る。「ゥゥ~、ガゥ~」という具合。威嚇しているらしい。

のどの奥をぎゅっとつぶすように低く搾り出す声はなかなか本格的だ。

絵本のライオンのイラストなどを見ても同様に威嚇する。娘はとら年でしし座なので、猛獣としてのスジはいい方なんじゃないかと思っています。

仕事で使うということが判明したので、びびりまくりながらいよいよiOS5を入れた。

昨日バックアップを取る段階でいきなりアプリ数種類が消えるという目にあっていたおかげで、おおきなトラブルもなく入れられた。軽く痛い目を見ておくのは、もしかしたらすごく大事なことなのかもしれないぞ。

夕方

帰り際カルディに寄った。ハロウィンのお菓子が今年は例年に比べて一段とかわいい気がするのだけど、毎年こうだったかな。でも買ったのはEUROHOPだけです。

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2011/10/17

妖怪髪喰い

ラジオ体操をしている。

今年の5月くらいからはじめて、ちょっと毎日続けちゃったらやめるのが恐ろしくなってしまった。引っ込みがつかなくなった。土日祝日を除いて毎日やっててさすがに最近まじめすぎやしないかと不安だ。

このまま毎日つづけるのだろうか。一生なのかな。

4歳の息子がたまに外まで出て出勤する私を見送ってくれる。

そういうときは、

家から出て最初の角を曲がったところで私が角から上半身をゆすっ

て出たり入ったりして、3回くらいやって、最後に「じゃあね、

これが最後だからねー」といって去る。

去ったあと、

角からサッと出てくる私を期待して息子が見守っているのではない

かと思ってしょんぼりしながらトコトコ駅に向かうことが多いので

、今日は「これで終わりだから、お家入りなー」

といったら何も言わずに家にサッと入っていってしまって余計しょ

んぼりした。トコトコ駅に向かった。

iOS5へのアップデートが、

いろいろと噂を聞くにつけ怖くてできなかったが、

いよいよやらねばならない、

その前にしっかり同期をとっておこう。

年には念を入れて自宅だけでなく会社のパソコンにも同期を取るべ

く作業はじめたら、

まだアップデートには着手していないにもかかわらず何種類かアプリがなくなった。

不器用!

下の娘は、私の髪をさわって、なめて、しまいに食いちぎりながら寝る。たぶん妖怪なんだと思う。

食いちぎったあげく、もう眠たくなってうとうとしながら「髪が口に入るとと1本でもすごい気になってきもちわるいよね~」みたいな感じで口をもごもご動かしたり舌をぺろぺろ出している。

自分で食べたくせに!

小さな子どもは自由だ、とはよくいうが、髪をむさぼり食って、食った髪を気持ち悪がるって、せっかくの自由の無駄づかいにもほどがあるだろうよ。

妖怪は、結局食べた髪の毛が吐き出せず口をもごもごしたまま寝る。

デイリーポータルZで記事を書きました。

セレブが来た!
http://portal.nifty.com/kiji/111014148921_1.htm

セレブスナップを撮る記事です。撮影は同僚の安藤昌教さんで、主に安藤さんがすごいという記事ですわ。

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