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2011年3月

2011/03/29

グミ

私の住む日本が大変なことになってしまった。

「私たち」の住む日本が、と書かないと不謹慎みたいな気持ちに危うくなるくらいなんだから、なんだかすごいことになってる。

まさかの事態だ。

こういうとき、このブログのような何か特別な目的もなく文章を見える場所に書くということをどうすればいいのかちょっと分からない。

今日はグミについて書こうと思う。

どうすればいいのか分からないからグミについて書くというのもあるし、そもそも私はいま、まっさらな自分の希望としてグミについて書きたいのだ。

息子はグミが好きだ。

クッキーも、プリンも、ホットケーキも、アイスクリームも(息子はアイスを律儀にアイスクリームと呼ぶ。おじいちゃんぽい)、ドーナツも、あと、ソーセージも、ハンバーグも、ハムも、肉全部も、塩鮭も、何しろ食べ物が好きなので、全部好きだけど、グミも好きだ。

私たち母子の間では、風邪をひいたときにだけ特別にプリンを食べようということになんとなくなっていて、それと双璧というような感じで、何いいことがあったらグミを食べようということになっている。

だからグミは、その辺がハムとか油揚げとかほかの好きな食べ物と違う。

この間、息子には祖母にあたる私の母がスーパーで小袋が5連になっているタイプのグミを買ってくれた。

息子はそれを食べるのが楽しみで楽しみで、5種類のフルーツの味があるなかでブドウ味を1袋開けて朝食の後に少し食べ、全部食べるのは多いですという私の進言のもと、残りは保育園から帰ってきた後で食べるのだとゼムクリップで袋の口を閉じてとっておくことになった。

保育園に行く間もずいぶん楽しみにしている様子なので、夕方、迎えに行くときにそのグミを持っていった。

自転車の後ろに乗り、風でとばされるといけないからといってポケットに入れたグミをしっかりつかんで(ポケットに手を突っ込んだ状態)で帰ってきた。

帰ってきてすぐと、夕食後に分けて食べ終えた。

食べ終わった息子の口がすごくブドウのいいにおいだったので、これはと思ってカラになった小袋のにおいをかいだらいいにおいだった。

「ねえ、これすごいいいにおいするよ!」と教えてやったら、寝る前までかいでいて、わたしも何度かかぎました。

名古屋の祖母(息子にとっての曾祖母)も、息子にグミを買ってくれた。筒に小さなグミが入っているタイプのもので、祖母宅のテレビの前に立てて食後に少しずつ食べていた。

少しずつ、少しずつ食べていた。

すっと、家族の寝室として借りていた仏間に入ったら、息子が急いで散らばったグミを筒に戻そうとしている。

どうしたのだろうと思ってグミを見ると、べっちょりぬれている。

どうも、すこしずつ食べるのではなく本当に一気にたくさん食べたかったらしい。

私にかくれてザラザラーっと口の中に流しこんだところで私が現れたので、あわてて口から出して筒に戻そうとしていたのだった。

なんだかこちらもあわてて、「そ、そんなに食べたいんだったら食べなよ!」と、急いでべちょべちょのグミを洗って息子の口に流し込んでやった。

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